現在、コーチングは、リーダーシップ・スキルとして市民権を得て発展していますが、企業等においてコーチングの業績達成への貢献には不満足感があることも事実。それは、コーチングを管理者と部下のコミュニケーション、人間関係の領域と位置づけているからにほかありません。そこで本書では、管理者・リーダーが、「目標管理」「人事考課」「部下育成」を効果的、効率的に行い、組織・チームの相乗効果として、業績達成を図ることを狙いとしました。また、MBOコーチングは、高成果型「行動人」育成プログラム = “キャリアパフォーマンス・プログラム”としても位置づけられており、一定期間に高業績目標を達成するだけでなく、最大限に能力伸長し、期待される役割モデル(ロールモデル)が発揮できる人財の育成が目的となっています。
新任、既任管理者のみならず、これから管理者を目指す職場リーダー、中堅社員の方々にもぜひ読んでほしい1冊です。