笑いを武器に、抑圧された現代人の心にひそむ狂気とその暴力的爆発を執拗に追求しているフランスの劇作家ギィ・フォワシィの評論集。
性写真家ジョー・スペンスが、写真とテクストでつづる写真的自伝/自伝的写真。1934年、ロンドンに生まれ、子ども時代に戦争を経験し、やがて写真と出会って、創造的写真家として自分と社会の諸問題に写真でとりくんだスペンスの胸うつ自伝である。単に1写真家の自伝であるという以上に、写真表現変革の試みの記録、イギリス女性運動の記録ともなっている。
マーケティング用語はなぜかアルファベット3文字が多いですね。世の中には数多くのマーケティングの本がありますが、読み終えたあと「結局どういうことなの?」と 思ってしまうことがあります。本書はその3文字用語は「結局こういうことなのだ」 と、現場の営業マンやパートさんも納得できるように書かれています。構えないで気軽に読める本です。
今や個人情報の漏洩に関する事件・事故を起こしてしまった企業は危機的な状況に。そこで、個人情報保護の対策しっかり行なっている企業に与えられる「プライバシー マーク」の取得を。本書はプライバシーマーク取得のノウハウを公開するだけではなく、同時に、社員教育・顧客満足の向上・企業ブランドの向上などの経営改善につながるように書かれています。個人情報保護法施行に向けたトレンドの一冊です。
安部“懲りない”譲二さんと山本“獄窓記”譲司さんによる対談です。内容は、障害を持つ受刑者の問題、獄中での不審死、出所後にも待ち受ける前科者へのペナルティ……等々。普段は意識することのない世界の話ですが、読み終えたあとには「刑務所 は社会の矛盾を映しだす鏡」という言葉にうなずかれることと思います。
ブスが寂しさと欲望をドロドロに抱え、金を払って喪失感を満たす。
果たして、そのブスパワーを受け止める力が女の風俗業界にあるのか
――実際に女の風俗業界に足を踏み入れた著者が、そこで見て、経験したことは?
たとえ買う側に女がまわっても、女の風俗は男の風俗と「対称」ではない。
それでも、私たちがキラキラギラギラとした欲望をもったとき、今ここにある「性」は着実にその姿を変えていく。 芸能から政治まで、女性をおとしめる差別構造を鋭く、また、軽妙に糾弾したエッセイ集。
一説によると日本には10億円以上の資産を持つ方が10万人もいるのだとか。お金持ちは、らしい恰好をせずに、隣に住んでいるものなのですね。そんな資産家の一人モチダ婆さんが、日本国が破産する、資産が収奪されるという話を聞き、海外に資産を疎開させるお話です。お金にまつわる面白い本を読みたいという方、絶対に損はさせません。
神戸そごうを退職し、現在コンサルタントとして活躍している著者の体験に裏打ちされた言葉が満載です。中高年からの再就職がいかに厳しいかは新聞等で報道されている通りですが、著者は「気づき」が出来れば変身は可能であると言います。耳に心地いいだけの癒しや無意味な元気づけとは無縁の、心のこもった励ましを一人でも多くの方に読んで欲しいと思います。
ドメスティックバイオレンスの加害問題を正面から見据えた一冊。
米国の加害者プログラムの問題点を分析し、新たに暴力克服プログラムを確立した著者が、脱暴力の重要性を提言。治療モデルや支援の実際を詳細に記す。
性差別やジェンダー概念がいかにカウンセリングに影響を与えるかを多角的に分析。ジェンダーの多様な側面と社会化の過程、ジェンダー偏見などの基礎概念から、臨床現場のより詳細な応用までを丁寧に検討していく。
この十年余の社会状況や女性の状況の大きな変化を視野に入れ、今後のフェミニストカウンセリングがめざすべき課題と、民間・婦人相談所・教育現場・NPOそれぞれの相談・面接の技法をさぐる。
「漢字」っておもしろい!
「漢字」を音読み、訓読み、部首別……とシステマティックにとらえた本。
季語、同時異読語も充実。あなたの漢字力レベルアップをこの1冊で!!
なお、新水社のHP には、漢字の持つ面白さや漢字にまつわる思い出などを語りある場として著者・山本修司が開設した「漢字広場」があります。
人気ホストが営業の達人であるならば、逆もまた真なりで、すぐれたマーケッターは恋愛の達人であるべきです。お客の心をつかむのが商売なわけですから、実生活においてもモテモテの方がマーケッターとして信用できるでしょう?
というわけで、集客施設のプランニングと講演とデートで寝る暇もない藤村氏に執筆の時間をとってもらいました。一緒に勉強しましょう、ご同輩!
私は、社会人になりたての頃、電話をとるのが恐かった。また取引先の人と会うときに、どこに着席したらいいのかドギマギした覚えがあります。なんでもないことのようですが、知っておくと心強いことがこの本の中には書いてあります。
日本ヒーブ協議会設立25周年を機に、生活者視点とはどういうことなのか、「生活者と企業のパイプ役」に今求められている役割は何か、また女性が働くとはどういうことなのかをヒーブ達の活動を通じて改めて見つめ直す。
犬のクロが登場する「私」を見つめるこころの絵本、ひとりでできるカウンセリングシート、ほろりとこころを揺さぶるコラム。
この3部構成からなるセルフケアノートです。10代~中高年のサラリーマンまで、年齢や性別の区別なく悩みを抱える人のために。
本書は、JWEFの会員を対象としたアンケート調査の分析、座談会、自分の仕事を紹介するエッセイに加えて、各界で活躍される女性へのインタビューなどを、一冊にまとめたものである