人員削減、給与カットとは違う「もうひとつの行政改革」の現場がここにある!
広島県県庁の広報総括監になった著者が、縦割主義や予算主義の壁を乗り越え、広島県庁の基本指針を基盤にまったく新しい5つの広報戦略をつくりあげた。この5つの方針とは何か?民間企業のノウハウを行政の中に取り入れ、意識的改革に乗り出していく。そこでは、地道な戦略と粘り強いコミュニケーションに裏付けされた成功法則があった…。ものの見方を変えることで、行政をも動かした著者の新たな戦略は、保身に向かう日本の企業にも勇気を与えてくれるだろう。誰かがひとりでも動くことで変えていくことができるもの。日本のものづくりの底力がここにある!