本書は1986年に講談社現代新書より発売された「素読のすすめ」に大幅加筆・改訂したものです。現在の日本語ブーム、音読ブームの先駆けとして評価され、復刊を求める根強い声がありました。内容は古今東西における「素読」の例を挙げ、ことばが五感を通じて魂に刻み込まれることの大切さをエッセイ風に述べています。子どもへの家庭での教育を考えている親御さんにぜひ読んでほしい1冊です。なお、カナリアコミュニケーションズでは家庭で使える大判の素読テキストを4月に発刊する予定です。
お楽しみに。また、安達先生は同時期に、講談社現代新書より「音読と脳」と題する本を脳科学者の川島隆太先生との共著で出される予定です。